2026年06月06日
「そろばんタイム・トラベラ-」・6話の発刊にあたって
白井そろばん博物館 館長 石戸謙一
今回は江戸時代編の3回目となります。江戸時代にタイムスリップした「陽太」は「お春」という娘と出会いそろばんを通して時代の息吹に触れ現代に戻った後、東京のある夏の花火見物の途中で再び江戸時代にタイムスリップします。陽太にそろばんを教わり努力し武家屋敷で働くようになっていたお春のそろばんの腕も上達していました。花火大会の会場で陽太はいたずら心でお春に挑戦することになりますが花火大会でアクシデントが起こり二人はそろばんでその解決に奮闘します。
江戸時代も後期になると商人の活躍の場が広がり、そこで働く人々の生き生きとした姿が新しい時代へと移りゆく歴史の一ページとなってゆきます。お春の使用する五珠2個、一珠5個のそろばんは室町時代後期に中国から日本に伝わり、明治時代初期まで約300年の間人々に愛されました。そして日本人の工夫により五つ珠そろばん、四つ珠そろばんを生み出し現代に生きています。今回で江戸シリーズが完了しました。次に「陽太」はどこにタイムスリップするか、どんなヒロインが登場するかを想像していただければと思います。
今回も「日本マンガ塾」さんと協力して本冊子を発行いたしました。毎回10000部の発行ですが第一話はほぼ完売となっております。当博物館では「そろばんの歴史」をテーマにした本作品のこれからの物語の展開とそろばん界のさらなる発展を目標に刊行を続けてまいります。皆様のご支援のほどお願い申し上げます。






そろばんタイムトラベラー 第6話 






