川越商工会議所の建物は１９２７年に武州銀行川越支店として建造されました。その後、昭和45年に川越商工会議所（創立70周年時）が譲り受け、以後事務所として使用しており、平成10年10月に文化庁の登録文化財(第11-0007号)となりました。建築様式は古代ギリシャの列柱を思わせるドリス様式の柱と、バロックを思わせる玄関上の飾りなど、当時の金融関係が好んで建てたルネッサンス・リバイバル様式をとどめています。実は建物左のレトロなポストが気になって寄ったのですが建物はそれ以上にレトロでポストとたいへんマッチしていました。